2019年04月22日

35歳から「一生負けない」行き方 書評

書評です。




タイトルは



35歳から「一生負けない」生き方


無題





著者は



竹田陽一氏  経営コンサルタント





栢野克己氏(カヤノ カツミ)  講演家、作家



です。



まず、タイトルがイケてますね。


以前、「35歳の教科書」という藤原和博氏の本も読みましたが、私はこの手のニッチなタイトルに非常に弱いとともに、このマーケティングにいつも感心します。
これって、35歳の人にしか需要ないとおもいきや、それを迎える人も手が伸びやすいタイトルで、実際、「35歳の教科書」を購入したときは34歳のときなんですよね。




それをマネして決めたタイトルが













とかですね。




そういえば、「40歳が社長になる日」という岡島悦子さんの本も読みました。
ご本人から、素晴らしい書評をありがとうございますとリプをもらい、承認欲求が溢れんばかりにみたされたことを覚えています。




少し話がそれましたが、この「35歳から一生負けない生き方」
自己啓発チックですが、ところどころで体に染み渡るほどの言語化が登場し、燃えましたね。




刺さった3つをまとめます。




35歳が人生の中間点



この主張のときに、大人になるにつれ「なぜ時の流れははやいのか」の問いにフランスの心理学者ジャネーの法則が紹介されていて納得しましたね。


単純ですが、20歳までの1年は20分の1です。
しかし、40歳までの1年は40分の1。どちらが短く感じるかは一目瞭然。




35歳が中間点となるのは60歳定年が前提になるわけですが、本書は2013年に出版されたようで、人生100年時代が叫ばれた「直前」である背景もあります。
出遅れた人は80歳まで働き、大器晩成を狙って下さいと(笑)が添え、書いてありましたが、75歳までマイホームローンがある私にとってはさほど冗談にも聞こえませんでした。



勉強を「研究」と表現し、その研究を35歳からほとんどの人がしなくなる。
休日というボーナスタイムをうまく利用し、徹底的に研究せよと。
体力、スピードでは若者には敵わない。戦術ではなく、戦略で勝負する準備を進めよと。



次に



人は3種類




自分で燃える「自燃型
他人が燃えたら自分も燃える「他燃型
燃えないゴミの「不燃型



ちょっと前の、田端信太郎氏の「ブランド人になれ」の一節に、「燃えないヤツは燃えないゴミだ」とあり目を引いていましたが、ずっと前からこの表現はあったのですね・・・



この3種類は1:8:1の割合のようです。
私は間違いなく「自燃型」ですね。



3つめに




できない人の特徴




そのまま引用すると


消極的な人はいままでにやったことのないことや、新しいなにかが提案されると、オウム返しのように反対します。そしてそのあとで、持てる140億個の脳細胞を総動員して、できない局面やマイナスの部分を積極的に集めにかかります。
それがトラック1台分ぐらいになると、その多さで「自分の能力も捨てたもんじゃない」と変なところに自信を持つものです。



これまた完全同意ですよね。


そのあとに「できる人」の特徴もまとめられていますが



簡単にいうと、先に


なんとかなる
不可能ではない


と結論を出す人だと。




もうそのあとは書くまでもないと思います。



20分ほとで読めましたが、文章も話言葉で、こういう文章も読みやすいんだなと面白い発見もありましたね。





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m7322 at 14:34|PermalinkComments(0)

2019年04月19日

結局は自分に合うもの

研究結果の信憑性??




以前、こんなツイートをしました。







これをはじめに感じたのは、あるインフルエンサー同士のバトルです。



片方の1人はみなさんを知っていると思いますが、メンタリストのDaigoさんです。
もう1人は、登録者数が40万人ほどいる、サイヤマングレートさんというかた。


前者のDaigoさんの認知度は高いので勝手に割愛させてもらい、後者のサイヤマングレートさんという方の簡単な説明だけ。


筋トレ動画を主に配信しており
「ダンベルよりも女子の手を握りたい!」を口癖に多くのリスナーたちを魅了しています。
筋トレをしている私からすれば、非常に参考になる方です。


その中でも「腹筋ローラー」を非常に推しており、その成果を自分自身の身体で表現しています。
実際、私も私のまわりも「腹筋ローラー」は絶対効いているという実感のもと、日々取り組んでいます。


しかし、Daigoさんがある動画内でその「腹筋ローラー」が科学的に効果が証明されていないことを語り全否定をします。
しかも、あの言葉のスピードと〇〇の研究結果という証拠掲示で、それはそれはとても心揺らぐ内容でした。



マジかよ・・・」と。



また、その主張に対しサイヤマングレートさんが「この俺の身体がなによりも証拠だ」と引きません。




それにまた、Daigoさんが



1人の意見なんかに信憑性はないもない。こっちは何百人というデータも元に話しているんだ」とこれまた引きません。



ちなみに、Daigoさん。
その〇〇大学の研究結果。といういつもの展開でダイエットにおけるジョギング。つまり運動も意味がないと否定しています。


私の最近読んだ、この本









これにも、運動で得られる消費カロリーはたかがしれていて意味がないと書いていました。



つまり、データ的には運動していても痩せるわけではないのでしょう。






そんなのに振り回されたくねぇ




私は変わらず、腹筋ローラーで鍛えているし、休みの日、嫁と近くの公園でジョギングもします。



つまり、なにが言いたいかというと、自分で決めればよくね?って話です。
自分で決めることを大事にしたいよねっと思ったわけです。



やはり、大衆のデータなんかよりも、「思い込み」の方が脳や身体に与える影響は大きいと思うのです。


メロンを食べると風邪が治るという人もいれば
酔っぱらうと、IQ50は上がる私もいる。



所詮、何百万人のデータです。



ただ、その「思い込み」が負の性質帯びているとちょっと辛いですよね・・・



「私なんて頑張っても無駄だ」とか
「私はどうしても〇〇ができない、苦手だ」とか


コミュニケーションの不一致や宗教的な概念もこの延長ですよね・・・



思い込み



かなり、強力な原動力ですが、これに意識を寄せるだけで違う景色が見られそうです。



これから「この手」の情報はより溢れ、より私たちに届いていくと思うのです。
しかも、それらは根拠ありそうな情報ばかり。
自分の体験や、感覚、そして思い込みもうまく機能させていきたいと改めて感じています。




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m7322 at 22:48|PermalinkComments(0)

2019年04月14日

「2割の人間」になるためには


いきなり結論から書きます。




それは




リアクションです。





Twitterからこられるみなさんは「いいね」が一番わかりやすいリアクションだと思います。







私たちは非常にリアクションが下手クソです。





テレビを見て育った私たちは、テレビの中の人が
どれだけ話しかけても、どれだけ面白いこと言っても、スルーできる耐性ができています。
メディアの人間はそれに気付き、オーディエンスを画面の中に配置したり、笑い声や驚きの声をあえてその瞬間に流すことで、視聴者がストレスなくリアクションできるように工夫をしていますね。



すごい理論ですよね?
ただ、悲しいかな・・・自論じゃないです(笑)



極論


リアクションもできないなら、これ見て、これ聞いて、笑いなさい!
となっているわけです。




私たちはリアルな目の前に相手がいなければ、なんの抵抗もなく無視できます。
LINEを冒頭の一行で把握し既読にせず、無視する感じも同じ性質ではないかと。

公における話の場で聞き手の態度もそうですね。



私の尊敬する炎の講演家 鴨頭嘉人氏は



聞き力」と表現し、これが生きる術だ!ぐらいまで言っています。






Twitterの「いいね」がわかりやすいので、そこに話を戻しますが、フォロワーの数に対し、「いいね」でリアクションしている数は2割です。
私だけが気付いている数字でないことは想像できますが、とくになにかを見て感じたものでもないのでこのまま続けます。

有名人でも、マイクロインフルエンサーでも、他アカウントでも2割です。
正確には2割以下。
もちろん、多少の前後はありますし、バズったりすると変わってきますが。

実は、私の会社のメールにも「いいね」機能がありますが、面白いことにこれも2割。



8割の人は上に書いたテレビを見ている感覚で、完全無意識の中です。
無視しているわけでもなく、ただ見ています。



ただ、テレビと違うのは相互性が隠れていること。



つまり、こっちのリアクションを相手は見ることができます。


もちろん、インフルエンサーと呼ばれるフォロワーが爆発的にいるところは見てもらえる可能性低いかもしれませんが、ゼロじゃない。
また、そうでないところは確実に見てもらえます。
マイクロインフルエンサーと呼ばれる方たちも、必ず見ていると思います。


Twitterだけの狭い話だけではなく、リアルのコミュニケーションもまさにそうです。
リアクション。つまり聞き力というのは絶対に重要。
「私は他人に興味がないので」という生き方を否定はしませんが、若干ハードゲーム。



他人に感心を持ち、リアクションを意識するだけで、まずは2割になれると。



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m7322 at 22:34|PermalinkComments(0)