2018年07月12日
悪いあの人、かわいそうなわたし
これも、アドラー心理学を広めた「嫌われる勇気」の続編「幸せになる勇気」の一節
アドラーは原因論を一切認めないのは周知の事実。
それは「トラウマ」という甘えさえ認めない
「過去に縛られているのではなく、不幸に彩られた過去を自らが必要としている」と
厳しい言い方をすれば、悲劇という安酒に酔い、不遇なる今の辛さを忘れようとしている
そこで、いま自分が何を話してるかを自覚することが大事。
この「幸せになる勇気」の登場人物である哲人にカウンセリングにくる人への対応が面白い
カウンセリングを受けに来たひとに必ず三角柱を見せるという。
その三角柱のこちら側を向いている2面には
「悪いあの人」
「かわいそうなわたし」
の文字が書いている。
カウンセリングにくるときだけではなく、人は友人に話すとき、家族に話すとき
このどちらか2つの話に終始するという
しかし、私たちが語り合うべきものはこの見えている2つにはない
一時のなぐさめにはなるが、本質的な解決にはならないのだ。
それでは、何を語り合えば本質の解決に向かうのか。
それは、今はまだ見えていない、もう1つの面に書いている。
それは
「これからどうするか」
この三角柱をカウンセリングを受けに来た人に見せ、さぁこれからどの面のことを話し合いますか?と聞くと、「これからどうするか」を自ら選び、考え始めるという。
すごくおもしろい展開で有効だとは思うけど、嫁との会話には使えなさそう・・・
「ねぇねぇ?」と話しかけてきて
私が「今から話すのは、悪いあの人?それともかわいそうなわたし?」
なんて言うと、機嫌が悪くなるのは明らか。
自分のマインドセットに使うといいんじゃないかな。
アドラーは原因論を一切認めないのは周知の事実。
それは「トラウマ」という甘えさえ認めない
「過去に縛られているのではなく、不幸に彩られた過去を自らが必要としている」と
厳しい言い方をすれば、悲劇という安酒に酔い、不遇なる今の辛さを忘れようとしている
そこで、いま自分が何を話してるかを自覚することが大事。
この「幸せになる勇気」の登場人物である哲人にカウンセリングにくる人への対応が面白い
カウンセリングを受けに来たひとに必ず三角柱を見せるという。
その三角柱のこちら側を向いている2面には
「悪いあの人」
「かわいそうなわたし」
の文字が書いている。
カウンセリングにくるときだけではなく、人は友人に話すとき、家族に話すとき
このどちらか2つの話に終始するという
しかし、私たちが語り合うべきものはこの見えている2つにはない
一時のなぐさめにはなるが、本質的な解決にはならないのだ。
それでは、何を語り合えば本質の解決に向かうのか。
それは、今はまだ見えていない、もう1つの面に書いている。
それは
「これからどうするか」
この三角柱をカウンセリングを受けに来た人に見せ、さぁこれからどの面のことを話し合いますか?と聞くと、「これからどうするか」を自ら選び、考え始めるという。
すごくおもしろい展開で有効だとは思うけど、嫁との会話には使えなさそう・・・
「ねぇねぇ?」と話しかけてきて
私が「今から話すのは、悪いあの人?それともかわいそうなわたし?」
なんて言うと、機嫌が悪くなるのは明らか。
自分のマインドセットに使うといいんじゃないかな。
m7322 at 21:06│Comments(0)