羽生結弦くんの活躍の先を考える上司の配信メールについて考える

2018年02月22日

人を改心させる、その心とは?

ここ一週間、この言葉ばかりがアタマをよぎる。



平田さんのリツイートきっかけにズドンと入ってきた言葉。





なぜかというと、昔同じ職場で私を一番苦しめた言動に
「何も言われなくなったらおしまいですよ。まだ、色々と言われるうちはいいんですよ」
という根拠を振りかざして、私が走り続けようとする腕を掴んでは邪魔をする人が過去にいた。


その人は続けてこう言う。
「もし、あなたに対して何も言わなくなったら諦めたと思って下さい」と。


もはや、銃口を突き付けた脅しである。
その人が良しとするように行動しなければ、即刻撃たれて終わり。


もちろん正論が前提で、その根拠のお墨付きであるため反論の余地もない。


もはや、その気持ちや状況など何も言葉にできなくて、逃げ出したくなって、上司に助けを求めた。


他県の遠方であるが、すぐにスケジュールを空けて飛んできてくれた。
「とりあえず、外で話ししようか・・・」と私を外に連れ出し、話を聞いてくれた。


しかし、上に書いたようにこの状況を言葉にできないのだ。
何も説明ができなくて、「異動させて下さい」とだけがやっと言葉になった。


もう、この時点で私が苦しめらている原因が分かっただろう。


「池田くんの気持ちわかったよ。言葉にできないよね。黙っていうこと聞いてくれよ!って感じでしょ?」


ズバッと言い当てられたそのとき、なぜか泣いてしまった。
もちろん、ポロっと涙がという感じだが、20代後半の大人である。
泣いたことには変わりない。


そのあと結局、解決はしなくて、「新しい流れ」と「時間」が解決したのだが、その答えが5年後越しに解決されたかのような感覚。それがこのDaigoさんの言葉。


人の考えややり方を変えようとする行為は一見、その人のためを思ってという常識を帯びているが、本当はその変えようとする、もしくは変えたとする自分の姿に酔う自己満足ではないのかということ。


そのあとに続ける言葉で、それが本当に改めなくてはいけないものであるならば、その本人が自分で気付けるように見守ることが重要だと言っている。
もちろん、見守るというのは相手がわからないように、気付かせてあげるというフォロー的な概念もあるはずだ。


このツイートの反応に、そんなの言っていたら「親心」とかも否定することになるんじゃね?
みたいなものがあったが。


仕事上、一日何百組と親子連れを目にするが、親に怒鳴り散らされている子どもほど落ち着きがない。怒鳴られたあとも、特におとなしくなるわけでもないし、ひどいときは泣きじゃくって火に油状態。
「店の中で走るんじゃね~~~~!!!」と店内に響きわたる、乱暴な言葉で罵るなんてよくある話。
子どもとは暴れるものだし、あとで諭せばいい。
むしろ、大声張り上げて、他の客を萎縮させているあなたの方が問題だよと。


一方、何も言わず、ドンと構えている親の子ほど、静かに黙って後ろをついてきている。
まさに、これが見守るということ。


もちろん、命の危険や人を傷つけるなどを犯した場合は、そのドンと構えている親は全身全霊、その子どもを怒るのだろう。
その子どもは「これはだめなやつ」と真の分別を積み重ね大人になる。


一方、毎回怒鳴られている子ども、本当に悪いことをしたときは当然怒られるのだが、それはいつものことだ。悪いこととそうでないことの分別ができない。
「どうして怒ってもわからないんだ」という、それに気付いていない親は怒り方、つまり「強さが足らない」と勘違いして、手を出してしまう。
それを積み重ねて育った大人が良いこと悪いことの分別ができないことはだいたい予想できる。


話が少しそれたが、人に改心させる心は自分の存在を正当化するもので、決してその言われた相手はその真意に気付かない。自分で気付かせることだけにフォーカスしないと。
それは、子どもの教育でも同じことだ。



と考えた。



もちろん、この考えたものも共有はしたいな~とは思うけど、押し付けるものでもないと思ってる。
Daigoさんの発信を見て、気付きがあった。
そのヒントをもとに考えを文章で整理してインプットするものだから。


私も長女に対しては、口うるさく叱ってしまう。
「勉強しろ」
「やることやったのか」
「脱ぎっぱなし」
「歯は鏡の前で磨け」

挙げるとキリがない(笑)


それは、本当に長女を改心させるものではなくて、自分の「親」という立場を正当化させたいんだろうなと思ってしまう。

気付かせるようにやってみよう。


ちなみに、すぐ子どもを怒ってしまうという方は
「父は忘れる」という詩があるのでググるといいです。
子どもの存在が尊くなります。
虐待している親にホント読んでもらいたいと思う





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m7322 at 00:24│Comments(0)

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